結論から言うと、無理な運動、動作、食事を続けると人間の体は壊れると言うことです。ですが、人間というのは怠惰なもので好きなもの、楽しいものを好きなだけやります。そこをコントロールできる人が健康であるのですが、どこか痛い人のほぼ100%の人が好きなことを好きなだけやるから壊れてしまうので不便なものです。
例えば、ここでいう壊れてしまうということが「関節が壊れる」ということにすると、これは睡眠不足、運動のしすぎ、糖質過剰摂取、過労のことを示します。よく聞かれるのがどれくらい一日歩いたら良いのかと聞かれますが、そこまで歩くというよりはそこまでしか歩いてはダメだと知って欲しいです。年代別でいうと50代ー9000歩、60代ー8000歩、70代以降は7000歩程度に納めて欲しいです。。結局歩くだけが運動ではありません。そして、歩くという場所も気をつけて欲しくて、コンクリートの上はとにかく足腰を痛めます。可能だったら土の上を歩けるようなところが望ましいです。
人間が生まれてこの方若い時は回復力があり、学生時代は多少怪我しても回復していたはずです。しかし、関節は壊れると20代以降からは回復はしにくくなっていきます。ましてや高齢になってくると壊れたままです。壊れても痛くないというのはあくまでも患部が良くなっているということではなく、血流が良いから痛みの物質が溜まりにくくなり、痛くないということを示しています。ですが、いつまでも動けると思っていると痛い目にあっているのが当院に来るきっかけになっていたはずですが、良くなるとそれを忘れてまた動こうとします。
つまり制限を超えて仕事で疲労したり、限界を超えて睡眠を削ったり、運動をしたりすれば、どれだけ当院で施術をして力を戻してあげても壊れてしまいます。その点だけは念頭に置いて自分で好きなことを多少なりともコントロールする精神が必要であると思ってください。
そして当院の治療の役割としては主訴の症状だけでなく、疲労をとったり、消化吸収を良くしたりと他院ではまず行ってない、体のサポートやケアを特別に追加しております。そのため、逆に動けるようになってしまう場合も多々あることなのですが、とにかく痛いところがある時は痛いことをしない、その痛いと思わせる動作や運動は最初に必ずそれぞれに原因がこれといくつもお伝えしているはずです。忘れてしまったら私に確認してください。そして口説いですが、元々痛めてしまった原因は今後しすぎないことをお願いします。それは「何でも過剰や制限を超えないということ」です。